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バレル研磨技術向上のための取組み

当社のものづくりに対する心掛け

  • お客様とともにより良い製品を作りあげることを心がけています。(お客様に会社を育てて頂いてます。)
  • バレル研磨加工で使用する機械や研磨石、添加剤等の条件等を可能なご提示しお客様と共有する様にしています。
  • お客様がご要望の品質、環境にあわせて工程を作りあげてまいります。
  • お客様が理想とされる製品作りが出来るまでお手伝いさせて頂きます。
  • 高品質の製品をご提供するのは当然のことですが、様々なツール(マネジメントシステム、工程管理体制、教育された人材など)を活用し社員全員がお客様に安心してご使用頂ける加工製品の提供を目標にしています。

当社が行っている技術力向上の取組み

切削バリ、成形バリの除去

切削バリや成形バリの除去ですが、前工程の加工の状態や使用している材料によってきれいに除去出来るものと出来ないものがあります。

簡単できれいに除去出来るものは、バリ自体が比較的薄く硬い状態で製品の外周部にあり研磨石が当たりやすいものです。

除去しにくいバリは、バリの根元が厚く柔らかく伸びる材料を使用したものです。この様なバリはほとんどが研磨石が当たると倒れ込んでしまいます。この状態で規格を満たすことも出来ますがバリ脱落の可能性もあります。

研磨時間を長くして倒れこんだバリを完全に除去することも可能ですが、他の部分にもRが付き過ぎ(ダレ)規格を満たす事が出来ない事があります。

当社の取組み

豊富な種類のメディアを常にストックし、試作時に可能な限りのメディア選定テストを行い、ダレ等で規格外さない為に最新の検査測定器で形状変化を確認しながらテストを行っております。

光沢感の向上

表面の光沢ですが1タンクに1つの製品を入れて幾度の工程を経て加工すればバフ研磨等の研磨品に近い光沢感は得られます。

しかし、通常はバレル研磨は複数個の製品をタンクの中に入れて運動させますので、製品同士がぶつかり表面に細かい点々キズが発生します。このキズが研磨石で出来た光沢感を鈍くさせていることや面粗さの数値を大きくしている原因です。

もちろん材料や形状によって投入量や回転数、研磨石を調整してキズの発生を抑える対策は行いますが、投入量が減れば加工単価は上がってしまいます。

当社の取組み

バレルタンクが複数に仕切られている特殊タンクを使用し製品同士がぶつかることなくバレルキズの発生しない研磨行っています。

仕切りタンクがダメな場合はお客様へバレル条件、テスト結果(測定結果)、価格等をご提示してお客様がご納得頂けるレベルをすり合わせていきます。

表面粗さの向上

表面粗さの向上ですが大抵はバレル研磨を施せば素材より表面粗さは良くなります。

しかし、磨き材や微細切削加工等で表面がきれいなものに関しては素材より悪くなる場合もあります。

表面光沢が悪くなる原因と同じですが細かい点キズによる表面粗さ数値の上昇が見られます。

当社の取組み

上記対策に加え、工程間や最終工程での面粗さ測定の実施を心掛けております。

打痕やキズレス加工

バレル研磨では、一度に複数個の製品を同じタンクや乾燥庫などに入れるので、製品同士のぶつかりによるキズや打痕が発生しやすいのが特徴です。作業者の取り扱いによっても違いが出ます。

製品や研磨石や管理不足による異品の混入もあります。
研磨石詰まりはバレル研磨不良の大きな特徴です。

当社の取組み

マネジメントシステムを活用し社員の教育訓練充実させて作業の標準化し、製品品質や製品不良に対する意識の向上を図っています。

研磨石の徹底管理(研磨石やその他機器の専用化、交換記録や研磨石の混入管理、寸法管理)も徹底しています。

機能性バレル研磨

バレル研磨法の種類

早川研磨工業のバレル研磨技術向上の取組み

バレル研磨とバフ研磨の違い

対応事例

(設備情報はこちらから確認できます)

2006年4月23日に品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001:2008を、2012年5月3日に環境に関する国際規格であるISO14001:2004を認証取得しました。

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